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【船宿めぐり】

【船宿めぐり】全国の船宿をご紹介します 〜毎週更新〜

2008年1月28日(月曜日)

南房 鴨川 鈴木昭吉丸

ショウサイフグに熱い想い

鈴木 昭吉丸 鈴木昭夫船長

「釣り船を始めて12年、旬の魚やイカを狙うこともあるけど周年狙えるショウサイフグを追いかけてきた」と語るのは、南房鴨川の鈴木昭吉丸・鈴木昭夫船長。

「フグ釣りはお客さんの腕が7割、船長がしてあげられることは3割くらい。私はできることを万全にし、お客に楽しんでもらいたい」と語る。船長のできることとは、ポイントへの案内、仕掛けやエサ、釣り方のアドバイスなど。これらについては特に手を抜かずに行なってきた。「船は小さいけどGPSはいいのが入っていてね。フグは根周りに着いているから、細かく慎重に船を流しています」とほほ笑む。

仕掛けについては、カットウの上が胴突き仕掛けになっている通称「欲張り仕掛け」をいち早く取り入れた。枝スには本命のほか、カワハギやホウボウなど魅力的な外道が掛かる。活性が高い時には多点掛けで釣れるので楽しめる。逆に活性が低い時、片方の仕掛けにしか反応しない時などにも効果を発揮している。

エサは通常アオヤギを使うが、アルゼンチンエビなどの釣り客から教わったことも取り入れ、状況に応じて使うことを勧めている。

「フグにはずっとこだわっていきたいね」とぼそっと出た言葉からフグ釣りへの熱い想いが伝わってくる。

〔本紙・小泉〕
※週刊つりニュース関東版2008年2月1日号より抜粋

▼鈴木 昭吉丸
04(7092)3344


愛知 河和港 第二明康丸

ポイント開拓は積極的

第二明康丸 上田康博船長

愛知県・美浜町の河和港から連日出船し、訪れた釣り人にオフショアフィッシングを楽しませているのが第二明康丸の上田康博船長(48歳)。船長歴は11年を誇り、伊勢湾でオフショアフィッシングを開拓した1人でもある。

メーンとなっているポイントだが伊勢湾はもちろんのこと、三河湾、伊良湖沖、赤羽根沖など、釣り物によって最適な場所を選択してくれる。また好ポイントを熟知しているので、釣り人にとっては頼もしい存在だ。

ターゲットはシーバス、タチウオ、ハマチ、マダイがメーン。このほかシイラ、サバ、アジ、カンパチ、アオリイカ、マダコなども狙って出船している。

船長のモットーを聞いてみると、「安全に楽しく釣りをしてもらうこと」とのことだ。

船長は釣りの知識がピカイチ。適切なアドバイスをしてくれるので、訪れた釣り人に喜ばれているようだ。またチャレンジ精神がおう盛で、新しいポイントなどの開拓も積極的に取り組んでいる。

さらに、船長の人柄にほれ込んで再び足を運ぶリピーターも多く、初心者には親切かつ明確に釣り方を教えてくれる。

今後のメーンターゲットはシーバスやマダイなどとのこと。皆さんも上田船長と一緒にオフショアフィッシングを満喫してみてはいかがだろう。

〔本紙・村上〕
※週刊つりニュース中部版2008年2月1日号より抜粋

第二明康丸
090(1417)5322


2008年1月21日(月曜日)

東京湾 佃島 佃折本

人情あふれる老舗

佃折本 3代目の折本洋一船長

漁師が、漁をしているときに船上で食べられるよう工夫した保存食だったという佃煮。

その名前の由来となった佃島は、銀座や築地からほど近い隅田川の河口にある。江戸初期からの歴史ある東京湾の漁業の地である。しかし、現在残っている船宿は1軒のみ。

佃折本は、昭和30年に職漁師だった初代が遊漁船業を開始し、現在3代目の折本洋一船長(51)が舵を握っている。

釣り物は秋〜冬にかけてはカワハギ、春はメバルとカサゴ、夏はシロギスなどが中心。大型高速船を駆って、本牧沖から横須賀沖や金谷沖まで遠征する。現在、乗合船は土日祝日限定で出船している。

船長のモットーは、釣り客が一日を安全に、そして楽しく過ごしてもらうこと。

そのためにポイントを熟知し操船も工夫するなど、釣り客に釣らせる努力を惜しまない。

一方で、近年釣り人の気質が変わってきて、自己中心的な傾向が強くなったことを嘆く。どうしたら皆が楽しく過ごしてもらえるかを悩む、まじめな人柄でもある。

なお同宿では、都心に隣接する地理的条件を生かして屋形船にも力を入れている。

人気の高い東京湾周遊コースなどを用意し、洋一船長はこちらでも舵を握って忙しい日々を過ごしている。

〔本紙・小島〕
※週刊つりニュース関東版2008年1月25日号より抜粋

▼佃折本
03(3531)2221


2008年1月15日(火曜日)

茨城 波崎 庄栄丸

ヒラメ釣りに自信

庄栄丸 幸保重行船長

「現役でヒラメ漁をしているからポイントは任せておいて」と力強く答えるのは、茨城波崎の庄栄丸・幸保重行船長(45)。

18歳からヒラメの刺し網漁に従事しており好ポイントを熟知。港内でもトップクラスの水揚げ高を誇っている。釣り人を乗せて出船しても、数々の大物を仕留めた実績を持っている。

そんな船長のモットーは「オデコを1人も出したくない」とのことで、「釣れたときのお客さんの笑顔が好きなんですよ」と、釣り人以上の笑顔で答えてくれた。

また、釣り客の釣りを第一に考え、研究熱心な性格ゆえ仕掛けにも工夫を凝らしている。ヒラメ用のハリは刺さりのいいものを特注で作らせ、さらに最新鋭のソナーを装備した新造船も作ってしまう入れ込みようだ。

何から何まで釣り船に捧げてきた船長だが、「まだ小さい息子が立派になったら、世代交代して自分はほのぼの釣りを楽しみたいね」と今後の夢を語ってくれた。

例年11月から漁で一番自信のあるヒラメ釣りが開始される。今期はすでに折り返し地点に差しかかったが、「1人でも多く笑顔で下船してもらいたいね」と願い続けている。

なお、同宿では宿も併営しているので釣行前に利用すれば万全な体調で臨めるだろう。

〔本紙・横田〕
※週刊つりニュース関東版2008年1月18日号より抜粋

庄栄丸
0479(44)2878


2008年1月8日(火曜日)

大分 三佐港 広洋丸

夫婦二人三脚で楽しく旬の釣りを案内

広洋丸・木村幸造船長と由美江夫人

夫婦二人三脚、夫婦(めおと)船で船釣りを案内している大分市三佐港の広洋丸の木村幸造船長と由美江夫人。どちらかと言えば寡黙な幸造さんと、とても賑やかな由美江さん。対照的な性格だがマッチングは最高。仲よしコンビで大分一帯の旬の釣り物を案内している。

同船はもともと沖波止渡しをメーンに遊漁船業を始め、創業40年以上の老舗の船宿。現在は3代目の幸造さんが第三広洋丸で船釣り専門。父・行成さんが第一広洋丸で波止渡し専門に案内している遊漁船一家。当然、釣りとの関係は深く、幸造さんも幼いころから釣りに夢中。家業を継ぐ使命感もあったが、なによりも釣りの楽しさを伝えたいとの思いが強く、遊漁船船長となった。

そこに嫁いだのが由美江さん。釣りとは無縁の生活をしていたが、結婚を機に生活が一変。軽いノリで初めて挑戦した船釣りでどっぷりと釣りの魅力にハマり、乗船歴9年だが、その腕前は常連さんらのお墨付。お客さんが気持ちよく一日が過ごせるよう助手として船長とともにオマツリや取り込みなどに注意深く目を配っている。

今後もさらにアジ、サバ釣りが盛り上がる時期。好釣果に夫婦の明るい笑い声が海上に響きそうだ。

〔本紙・大田〕
※週刊つりニュース西部版2008年1月11日号より抜粋

▼広洋丸
097(527)3242


三重 石鏡 海鏡丸

モットーは安全操業

海鏡丸・山本佐十郎船長

三重県鳥羽市にある石鏡(いじか)港から出船している海鏡丸の山本佐十郎船長(53歳)は、豊富な水産資源に恵まれた伊勢湾の好ポイントに釣り人を案内することで定評がある。

それもそのはず、乗合船の船長を10年ほど経験してから平成3年9月に海鏡丸の船長として独立。遊漁船の船長をする前は、遠洋漁業の船員をしていたこともあり、釣りに関してはキャリア豊富な頼りがいのある船長だ。

そんな山本船長のモットーは、「安全操業でお客様に魚を釣らせること」で、「せっかく石鏡まで来ていただいたんだから、魚を釣って喜んでもらわないと。喜んでくれる顔を見たくて仕事をしているようなもの」と語る表情からは、船長としての誇りが満ちあふれている。

石鏡沖は今の時期から春にかけて、メバル、アジ、マダイ、クロダイ、夏はスルメイカ、イサキ、アジ、サバ、秋はワラサ、ハマチ、マダイなど年間を通してさまざまな釣りが楽しめる。

船長に今後の抱負を伺うと「皆さんに喜んでもらえる釣り船でありたいと思っています。希望があれば少人数でも出船します。ぜひ、石鏡沖の釣りを楽しんでください」とのこと。皆さんも魚種の豊富な石鏡沖の釣りを堪能してみてはいかがだろう。

〔本紙・篠原〕
※週刊つりニュース中部版2008年1月11日号より抜粋

▼海鏡丸
0599(32)5731


東京湾 浦安 西栄

粋で穴場的な老舗

西栄・西脇賢太郎船長

「釣れないと楽しんでもらえませんからね。手軽に数釣りができる旬のものを提供しています」と真剣なまなざしで語るのは、浦安の西栄・西脇賢太郎船長(29)。

浦安は釣り船や屋形船の老舗船宿が立ち並び、「江戸前の粋な船遊び」を継承し続ける歴史ある場所。西栄も例にもれず賢太郎船長で五代目を数える。初心者を大切にする同宿では、出船前に釣りのレクチャーを行なうこともしばしば。サオ、リールの使い方から仕掛け、釣り方などイロハのイから優しく指導。釣り人の立場になって考え、安全第一をモットーに無理な出船は避ける。

乗合の出船は現在狙っているイシモチ、シロギスから春先のメバル・カサゴ、6月ごろからシロギス、夜のアナゴ、ライトタックルまたはサビキ釣りのアジ釣りが主なパターン。電車釣行をしやすい場所でもあり、乗合船に限り電車釣行者には乗船料10パーセントオフのサービスも行なっている。仕立船は小人数から貸切りができるように平日は5人〜、土日祝は10人〜受け付け。

釣り物はマコガレイ、イイダコ、カワハギや各種リレー釣りなど東京湾の小物中心にほぼ何でもカバー。「ビギナーからベテランまで釣りの楽しさを知っていただきたい」と願う若手船長。都心に近い老舗でありながら、ゆったりと気ままに釣行できる穴場的な船宿だ。

〔本紙・小泉〕
※週刊つりニュース関東版2008年1月11日号より抜粋

西栄
047(352)6539


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