
手抜きなしで勝負
千葉県最大級の遊漁船基地である外房・大原港。そこで釣り船・大吉丸を営むのが中田文彦船長(50歳)だ。
二代目船長としてキャリアは35年。初めのころは職漁も兼ね、ヒラメの引っ張りからカツオ、メヌケ、イセエビ漁などを経験。根を知り尽くし、ヒラメやイサキ、アカイカ、オニカサゴなど季節に応じた大原沖の豊富な魚種に対応している。
小学校時代から毎日近くの川で釣りをしていたほどの大の釣りキチ。釣り人の気持ちがよく分かり、一切の手抜きなしに最後の最後まであきらめず、時間ギリギリまで釣らせたい気持ちが先行して勝負をかけるという。
ヒラメに特に力を入れており、エサの付け方とサオの選択が5割以上と、釣らせる理論は確固たるもの。大原ではヒラメは普通横流しで狙うが、流しっぱなしの運任せではなく、時に帆を上げて積極的にポイントを探る釣りも行うという。ブームのひとつテンヤマダイにも対応。釣り大好き船長だけに技術的には問題なく入り込んでいる。
まだ若々しい笑顔を見せる気さくな船長だが、同宿では船長以上に常連が気さくで親切。慣れない初めてのお客には特にやさしく教えてくれるという。船長がいたらない分は常連がフォローし、面倒見てくれるのがセールスポイントという、ちょっと行きたくなる船宿だ。
〔本紙・坂本〕
※週刊つりニュース関東版2010年6月25日号より抜粋
▼大吉丸
0470(62)1903

































































































