2600000242.jpg内房上総湊の釣り船・彦次郎丸。二代目・畑中由造船長=写真=と三代目の功・若船長の2隻体制で、伝統釣法シャクリマダイをメーンに、四季折々の東京湾の豊富な魚種を狙う。

もともとは竹岡の出で、ハエ縄でアマダイやシロギスなどを獲り、合間に大手船宿の代船として釣り船を営んでいた。その後、個人で客を乗せることのできる当地に移り住み今日に至る。

マダイで有名なだけに、春の乗っ込みや秋の落ちの数釣りシーズンには多くのファンが訪れる。だが、カワハギや活エサで狙うタチウオ、アオリイカなどとのリレーも人気が高い。「釣ってもらうことが船頭の使命」と心がけ、自分もサオを出して潮を読み、的確に釣らせることをモットーとしている。

若船長とは、同じ釣り物の時には手分けしてポイントを探し、情報交換して好釣果を上げるようにしている。親子の厚い信頼関係でつながってはいるが、海の上ではあくまでもライバル。まだまだ息子には負けないと競争心おう盛で、「負けると悔しい」と言うが、内心はうれしそう。

i2600000242.jpgどこの父親も息子に追いつかれ、追い越される日がくるのは世の常。熟練の境地に達しても、跡取りの技量の成長を感じ、親子は永遠のライバルの想いで日々舵を握り、釣り人をサポートしてくれる。

▼彦次郎丸
0439(67)0808


〔本紙・坂本〕
※週刊つりニュース関東版2012年2月24日号より抜粋

関東, 千葉(内房) -